校歌・校章

この校章は開校当時の生徒が美術の時間にそれぞれが制作し、当時の3年生の山ノ下かおりさんの作品が見事校章として選ばれました。この校章にはこんなコンセプトがあります。

①生徒一人一人が丸くまとまり力を合わせて学校生活を楽しくしていくという意味で丸の曲線を基調としました。そして”TORO”という字をうまく組み合わせました。
②自然の緑、川・空の青、そして希望・未来・光の黄色で塗りました。
③この上の二つを組み合わせて、土呂の自然の中であの青い空のように広々とした気持ち、助け合う心で希望・未来に向って行こう。そんな意味を”まる”で囲み、単純だけれども、印象的な誰にでも分かるデザインにしました。(色を分けた白い線は人でもあります。)

という山ノ下かおりさんの土呂中への思いをいっぱいつめたデザインです。校章が決まった年の11月に生徒玄関上の三角屋根に校章を取り付けたそうです。とても素敵な校章だと思います。

校歌について

 校歌については「新設・土呂中学校の校歌として生徒に自分たちの学校の校歌であるという意識を喚起するとともに生徒の思いを生かすことを重視し、国語の授業で校歌づくりをしました。それらを専門の作詞家・作曲家に伝え、作成を依頼する」という方針で取り組んでいました。
11月18日(月)の落成式典で披露するために少し作曲家の織田さんを急がせてしまったのですが、できあがりました。作詞家の山崎さん「心ひとつに結ばれて、若い力がわきあがる、理想の道を切り拓く、そんな学校、そんな生徒であって欲しい」と言っていました。
 また作曲家の織田さん「従来の校歌というイメージとは違って、若い人に受け入れられるような曲とした。伸び伸びと歌い、曲に親しんで欲しい」と語っていました。
今時な感じで他の学校よりもかっこいい校歌だと思います。

平成8年度 学校だよりNo.11から引用

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