校長あいさつ
校 長 金子 慎一郎
首都近郊を代表する緑地帯「見沼田んぼ」の北端に位置する本校は、校地の東西に芝川と見沼代用水(西縁)の流れ、四季の移り変わりを肌で感じることができる環境の中にあります。特に春には桜の淡いピンクと芝川沿いの菜の花畑の黄色が周囲の景色を一段と美しいものにしてくれます。また校区には、かつての土呂村の村社であった「神明社」や甲斐武田氏の家臣の館跡である「土呂陣屋跡」など、地域の歴史を感じさせる史跡も散在しています。
本校は、平成8年の開校以来、28年の歴史を刻んできました。その間、土呂中学校に関わる多くの方々に支えられながら、地域の学校として発展をしてきました。そして、開校29年目を迎える令和6年度は、全校生徒413名、学級数14(通常学級11、特別支援学級3)、48名の教職員でスタートしました。
本校は、これまで多くの方々に支えられ、輝かしい歴史を刻み続けてきました。学校を取り巻く環境は大きく変化し、10年前では考えられなかったAIや世界情勢の中、これからの社会を担う生徒の育成に向けてよりよい学校づくりに邁進していく所存でございます。
そこで、本年度の学校教育目標は昨年度を継承して次のとおりとし、この目標をもとに教職員が一丸となって教育活動に取り組んでまいります。
主体的に生きる人間の育成 -意欲・健康・豊かな心
〈意 欲〉 「何事にも意欲的に取り組む生徒」
(自ら学ぶ力・基礎学力・判断力・やり続ける力)
〈健 康〉 「たくましい身体と強い意志をもつ生徒」
(充実した体力・気力・生涯にわたり学び続ける力)
〈豊かな心〉 「相手を思いやり、豊かに人間性をつくることのできる生徒」
(豊かな感性・情操・世界を視野に入れたコミュニケーション)
今後も、本校の学校教育目標『主体的に生きる人間の育成』~意欲・健康・豊かな心~」をめざし、保護者や地域の方々に信頼される土呂中学校に「チーム土呂」として教職員一同取り組んでまいります。
本校の教育活動に引き続きご理解とご指導をいただきますようお願い申し上げます。